今日は早稲田の稲勝先輩のお葬式でした。
一年ほど前にお会いしていただけに、やせ衰えた姿になった先輩を見るのは心苦しいものでした。
かつて天龍木材の社長を務められ、静岡県の公安委員長もされるほど、経済界、政界に大きな影響力を持っていらっしゃっただけに、ざんねんですね。
地元の多くの有名人(?)が参列されていましたが、みなさん一様にさみしそうでした。
78歳。今のご時世なら、まだまだいける年齢です。ご冥福をお祈りします。
そのあと、中学・高校と鹿児島で学んだ後輩が訪ねてきてくれました。
残念なことのあとに、うれしいことというのがあるものです。
彼らは最初務めた会社(リクルートと三井生命)を退社して、住宅や再開発を手がけるデベロッパーに転職した二人です。
小さい会社(といっても、取扱高は数千億だそうで・・・)ならでは良さを、彼らの話しぶりから感じられました。若くて新しいことに挑戦したい世代だから、小回りが利いたり、決裁権をもって取り組めることが何よりもうれしいんでしょう。やりがいがあるんだな、と感じられました。
二人は片方が先に転職して、それから「自分の右腕にはこいつしかいない!」と言って、もう片方を引っ張ったのです。まるで・・・羽柴秀吉が竹中半兵衛を引っ張ったようなもんですかね?・・・ほめすぎか。
「浜松も、いけそうな街ですね」
「ここで街づくりやってみたいなあ」
なんて、本業らしい視点で街を眺めていきました。私もいろいろ教えてもらって、「ふうむ、なるほど」と参考になることが多かったです。
この知識は・・・これからの街づくりや、業者を見る目として役に立てて行きます。
悲しいことと、うれしいこと。
同じ一日の中であって、ほっとしたような気持ちです。