今日は朝6時から、倫理法人会に参加して、メイク・ア・ウィッシュ・オブジャパンの事務局長、大野さんのお話を伺いました。
この団体は、ご存じの方も多いと思いますが、難病などと闘っている子どもたちに夢を届ける仕事をされています。
ほかの子どもたちは元気に外で遊んでいるのに、病気と闘い、痛みと闘い、そのゴールが見えないまま毎日を過ごしている子どもがいます。その子たちに、何か一つ願い事がかなうとすれば・・・それは大きな力になります。
ウルトラマンと一緒に怪獣をやっつけたい、本物のF1カーが見たい、自分の絵本を作りたいなど、それぞれの子どもの願いを、いろんな方の協力をいただいて、かなえてあげる仕事をしてこられました。
多くの子どもは、その自分の夢が現実になると・・おもいもかけないような力を発揮するとのことでした。寝たきりの子どもが起き上がったり、手を動かせない子どもが動かせるようになったり・・・。
しかし残念なのは、その夢がかなったのもつかの間、多くの子どもは亡くなってしまうことです。
本田さんの協力で本物のF1マシンを見て、おもいきり触って、その3日後に亡くなった子供。
絵本を作りたくて、ストーリーやキャラクターを自分で作って、原稿を何度もチェックして、さあ本物の絵本を刷り始めるという段階で・・・完成品を見ないまま亡くなってしまった女の子。
話を聞いているだけで、涙が出てきました。
反省することもなく何度も犯罪を重ねる人間や、それよりはずっとましですが、これまでだらだらと過ごしてきながら、仕事がないのは政府のせいだから責任もって助けろだの言う人がいる中で、病気と闘い、痛みに耐えて、外で遊んでいる子どもを窓越しに見るしかない子ども・・・こんな子供たちにこそ、なんとかして、多くの夢や希望、勇気を与えてあげたいものです。
なにか、声が大きいというか、要求の強い人がマスコミで取り上げれられ、こうした声を出せない子どもたち、ひっそりと常人にはできないような試練に耐えている子どもたちは、なんとなく見すごされている。本来はこうした子供たちにこそ、光を当てて、あたたかい政策で包んであげたい・・・なんとかならないものか・・・真剣に考えました。
これからも、こうした活動がどんどん大きくなってくることを期待します。
また、私の力を振り絞って、可能な限り、お手伝いをしたいと思っています。