ネット環境の確保

今日は、東北から戻りながら、インテルの方とお話ししていました。

静岡県や浜松市の部隊から、ベースキャンプや出張先・作業先でネット環境がうまく確保できないので、情報共有や報告が手間取ると言う話を聞いていたからです。

国土交通省の市村政務官からご紹介いただいて、インテルの担当の方と協議し、まずは環境の調査を進めてくださることになりました。

インテルさんに頑張ってもらって、インテルの提供で部隊のネット環境を整えられればと思って努力しています。

派遣される職員は、10日前後で交代します。また業務は継続的に発生するため、引き継ぎは1日で終わらせなければなりません。
そうすると、ブログなどを利用して情報をアップできれば、チーム内での情報共有もできるし、今後派遣される職員にとっては予習をすることもできます。また、管理職からすれば、今現場でどういうニーズがあって、それに対応するにはどういう経歴、どういう部署で経験を積んできた職員がふさわしいか、計画に反映させる事が出来ます。

私も決してインターネットを使いこなしているわけではありませんが、現場のニーズや意見を聞いていて、こういう時にはブログは使えると思いました。少し落ち着いた時間を確保し、ネットにつながる環境があれば、画像も含めて現場の正確な情報を記録する事が出来ます。またそれを共有する事も、今後派遣される予定の人に報告する事も出来るはずです。

あわせて、テキストも画像もブログ上に保管する事になりますので、その後の行政資料としての報告書はコピーペーストなどをうまく使って作り上げることができます。

なんとか静岡県や浜松市で活用できる環境を作り、先駆的な動きにつなげられればと思っています。

東北を離れましたが、現場を肌で感じてきましたので、浜松に戻ってもできることについて、継続的に支援活動を展開したいと思います。


この記事へのコメント
大岡様、先日は初対面でしたが、シェルドラゴンで楽しいひと時を過ごせました。
ブログを見る限り、予定通り被災地に入られ貴重な経験をしたものと思われます。
「百聞は一見に如かず」自らの目と肌で感じたことは一生忘れないでしょう。

私も今回の大地震で1週間以上の自宅待機となり、避難者のボランティアを通じいろいろと考えさせられました。
お陰でその時に思ったことを毎日のようにブログに書き留め、全国にいるブロ友の力強い言葉に勇気づけられました。


お話した避難所の規模の件、管理する側からすると大きな器の方が管理しやすいのですが、どちらが良いとかとは言えません。
少なくとも、ボランティアと避難所の運営については、マネージメントと物資のコントロールのシュミレーションの出来る人材を作っておくことが重要だと思います
Posted by 55にゃんこ先生 at 2011年04月26日 00:22
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
ネット環境の確保
    コメント(1)