ちょっとひそかに注目していた選挙があったのですが。
鳥栖市長選挙です。九州の、鳥栖と言うと、佐賀県なんですが、ほとんど福岡県の支配下にあるようなところで。鳥栖はもともと大きな町があったわけではなく、国鉄の鹿児島本線と長崎本線が交わるところだったので駅ができ、そこから街が大きくなったところです。
関東で言うと(私はスズキに勤めていたとき埼玉に飛ばされていたので・・・あちらのほうの土地勘もあります)大宮とか、高崎と同じですね。私の生まれた滋賀県で言うと、米原と同じです。
で、そこの市長選挙は、3選を目指す現職・牟田氏(自民・公明推薦)と、改革派を標榜して商工会議所など地元企業が応援する新人・橋本氏との一騎打ちでした。
地元企業・・・というのは、自民党支持だったりするのですが・・・今回は「現職である」ということで、市議が中心になって現職推薦を決めたんだと思われます。その辺も、浜松とよく似ています。
浜松の場合は、公明党は引っ張り込まれていませんが・・・。
またまた面白いのが、挑戦者・橋本氏のこの言葉。
「豊かな産業力に甘えて、自己改革がない鳥栖市、それを許す市民で良いの?」
まるで浜松と同じです。
ちなみにマニフェストは・・・
http://e-hashimoto.info/manifesto/manifesto.htm
こちら。マニュフェストとなってますけど。
で、選挙結果はどうなったかと言うと・・・
まず投票率、62%。高いですね。いま統一選ではない地方選挙でここまで行くのはまれです。
まして鳥栖。産業都市ですから、地元意識の薄い層が多い。さらに福岡に対する帰属意識が強く、
「埼玉都民」「千葉都民」ならぬ、「福岡県鳥栖市民」みたいな感じの方が多いようです。
選挙結果は・・・
16161票 対 14750票 で、改革派が勝ちました。強いといわれる首長の3期目を見事にブロックしました。
当選した橋本さんが・・・この写真です。
51歳にしては、ルーフのあたりが・・・オープンカー?・・・おっと、私もまったく人のことを言えないので、やめときます。
それはさておき、この選挙結果は・・・勉強になります。それと自信になりますね。
橋本新市長、ぜひ民間の目で、バシバシ改革をしていただきたいと思います。応援しています。
もちろん浜松は康友さん。私も全力で応援しています!
私は向こうの生まれなので・・・
鳥栖市をこの近所でたとえるなら、湖西市と思っていただければ一番適当と思います。
隣には(それもJR駅同士でたった8km)30万都市の福岡県久留米市が控え、電車で30分も行けば福岡市の東の都心の博多。
歴史的には長崎街道と鹿児島街道の分岐の宿場町である田代(たしろ)宿と轟木宿が起源で、1954年に轟木宿起源の鳥栖町と田代町他3村の対等合併で成立した市です。(これもまた、湖西と似ている?湖はありませんが)
それにしても鳥栖をちゃんと”とす”と読める遠州人は多いのかいな?
と思う、鳥栖市より佐賀県度の高い、福岡県O市生まれの新”南区”在住の福岡県人でした。
★鳥栖に土地勘のない人ですが・・
記憶では鳥栖フューチャーズというJリーグのチームがあったはずです。英語の『FUTURE』って未来のことですよね。未来をしっかり考えた選挙と市民の選択だったのでしょう。
★政党や市議からの推薦って可笑しいですよね。
市議は取締役、市長は執行役です。推薦って全面委任のようなもので、そのあとしっかり取り締まったり、批判したりできなくなるように思います。反対に現職市長から推薦される市会議員候補ってものも・・いるかいないか知りませんが・・可笑しいですよね。恥ずかしいですよね。
★「鳥栖フューチャーズ」は「サガン鳥栖」に名前変えました。
砂粒が固まって砂岩「サガン」となるように、一人ひとり、小さな力を結集し立ち向かうことを意味する・・ようです。浜松もクラスター型なんていうばらばら(ばらまき??)ではなく、折角合併したので「一つの浜松」になって欲しいと思います。
日本全国で流行っているクラスターという言葉は、塊にまとまる・・という意味が本来の正しい使い方です。浜松市の「ぶどうの房」理論は可笑しすぎます。
ではでは。
大岡さんへの質問
静岡県教委は平成17年度から、当時教育長だった鈴木善彦氏の発案で、「魅力ある授業支援事業」(別名「コーチング・スタッフ」あるいは「授業の達人」の派遣事業)をしています。
予算はこの2年間は年1億8000万円でしたが、19年度予算案では9000万円と半減しました。
大岡さんはこの事業に賛成ですか、反対ですか。理由をつけて賛否の回答をいただきたいと思います。
民主党に対して政策論争をしろという前に、こちらでそれをしましょう。
具体的根拠を挙げないで、「大岡さんの主張はすでに現職議員も言っている」と批判した人がいますが、こういう批判は生産的ではないと思います。
牧野氏に申し上げたい。
あなたはいつも自分の都合でしかものを言わない。
今大岡さんは選挙の真っ最中ですよ。浜松市中区の県議選は8人の候補者が乱立して大激戦になっているんです。
なんであなたの都合で政策論争するんですか?
民主党に政策論争すると言う前?なんですかそれ?
決してあなたの分析は間違っているとは思いませんし、着目点も良いかと思いますが、相手の状況も考えて行動されてはいかがですか?
ただ「現職が言っている」という批判に対する反論には同感です。
皆さんコメントありがとうございます。
教育費関係の予算の査定と政策の是非の問題ですね。
確かに営業マンさんのおっしゃる通り、かなり忙しくなってきていますが、できる限りご質問には答えたいと思っています。
ただ・・・この場で「政策論争」というと・・・ちょっとむずかしいかもしれません。
牧野先生、もしよろしければ、大変お手数ですが、事務所の方にお見えください。
朝か夕方なら予定が空いていることがあります。
事前に連絡いただければ、調整いたします。
またその折にいろいろ教えていただければと思います。
鳥栖フューチャーズの前身はPJMフューチャーズという浜松市を本拠地に結成されたチームでした。鳥栖と浜松の妙な縁ですね。
浜松も未来をしっかり考えた選挙と市民の選択をしたいものです。
残念ながら海外駐在中のため地方選挙権はありませんが、帰国したときに破綻した街になっていたのでは悲しすぎます。
★激論会
このブログは皆さんの激論が聞けるのでいつも楽しみに見に来ています。個人的にも勉強になるし・・。
前回の大岡さんの市長選の時には何回か『浜松激論会』なるものを実施しました。今回もやりたいですね。
PJMフーチャーズの名前、懐かしく思い出しました。未来は大切。浜松にも日本にも明るい未来のグランドデザインが欲しいと思い、「浜松・日本未来研究会」なるものを立ち上げる準備しています。大岡さんを含め、できたら皆さん是非参加して下さい。
ではでは。
営業マンさんへ
あなたの発言は、態度は感情的で、内容は支離滅裂です。
冷静な態度で、考えを整理してから、もう1度発言してください。
お願いします。
大岡さんへ
今、県議会に提出されている議案についての議論をブログ上で、つまり公開の場でするのをなぜ避けるのですか。
これこそ候補者のするべき事ではないのですか。
牧野さんへ
大岡さんは、決して、議論を避けているのではないと思います。
事務所で直接会って話をしようと回答していますよ。
選挙が近くなり忙しい中、わざわざ会うと言ってくれているのになぜ、事務所に行かないのですか。
第一、牧野さんの望んでいる議論を、このブログでできるとは思いません。
このブログは、牧野さんの個人的な都合や興味で使用するものではないと思います。
他のブログの参加者を舞い込まないでください。
ですから、そこまで議論をしたいのなら、事務所に行って直接議論をしてください。
すいません勘違いでした。
薩摩(鹿児島)街道と長崎街道の分岐は、田代宿から2宿北の山家(やまえ)宿が正しかったです。
そこから鹿児島街道は現在の福岡県小郡市を通って久留米市に入っていました。
今の国道3号(九州の西回り縦貫ルート)と国道34号がそれぞれ薩摩街道と長崎街道のコピーかと思っていました。
何にしてもすぐ訂正しとかないと後味が悪くなりますから。
PS
鳥栖駅のしゃおまい(シューマイ)弁当はおいしいですよ!
(大岡さんこのネタわかります?これからひと月半、シューマイ食べたら橋本さんを思い出してがんばってください。区は違っても応援しています。)
うっかり2重投稿になってしまって、恥ずかしくてたまりません。
秋山さんの言葉をお借りしますと、
「未来をしっかり考えた市民の選択」が、今回こそは必要なのでしょう。
とにかく、都市が大きくなればなるほど、選挙制度が複雑になればなるほど、無関心になる人が増える傾向があるのは否定できません。
愛想を振りまくだけの政治家は必要ありませんが…大岡さんには華のある政治もお願いしたいものです。
(よくばりなお願いでしょうか?)
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