今日の新聞に載っていた、ヤマハの新技術です。
地元企業がんばってますね。
これ結構すごいです。プリントで、3D(立体)に見える塗装をしたり、夜光タイプの塗装をしたり。写真は夜光のフィルムを貼ったものですが、こうしたものが従来の塗装並みの耐久性を持っているようです。
今後は
夜ぼんやり光るクルマが走るようになるのでしょうか?ちょっと
不気味ですが、
楽しみですね。
それに、これはクルマやバイクだけでなく、家具や安全装備にも使えそうです。
子どもの通学ヘルメットや、電化製品に使えば、
夜間や災害時の安全確保に効果的ですし、またほかには、個性的な立体グラフィックが浮かびあがる冷蔵庫やたんすがお目見えしそうですね。これも楽しみです。
ちなみに、サンプルとしてこの技術を使っているのは、ヤマハの電動スクーターです。以前あるイベント会場で見たことがあって、じつはこちらのほうが、フィルム云々よりも私は興味を持っています。
パワーは2馬力程度、というと、50CCの原付の半分くらいでしょうか?でもトルクが80CC並にあるので、乗りやすいと思われます。最高速は40キロ以上出るとの事で、十分実用に耐えそうですね。
一回の充電で30キロほど走れるということなので、通勤に使えそうです。
ただ、
まだ価格が高い・・・一般の原付バイクはしっかりしたものが
10万円で買えるところ、この電動バイクは
20万円。倍します。
ガソリンは高くなっていますが、さすがに元を取るには相当走らないといけないでしょうね。
ただ、こうしたものは、「元を取る」という発想ではなかなか普及しません。むしろ、環境にやさしいとか、時代や技術の最先端を体験する、
ユーザーになって技術の発展を支えるという意識を持っていただくしかないと思います。
それにしても、ヤマハは
「感動創造企業」、
すばらしい企業理念ですね!きっちりこの方向で商品開発をしてくるところがこの会社のすごいところです。感動とか、デザインとか、操作感とか、所有欲とか、愛着とか、そういう
数値化できないものを追いかけるのは、成熟したメーカーには
限りない強みになると思います。まさにこの点が、
中国などのメーカーには決して追いつけない点だと思いますので。
ぜひまた新しい技術、新しい商品で私たちを楽しませて欲しいと思いました。
それと余談ですが、ヤマハ発のホームページを見ていたら、「電動スクーターが
見れる、注目スポット」になっていました。正しくは
「見られる」ですね。凡ミスです。ま、私もひとの事いえませんけど。