こんばんは。
いつも家に帰ったらすぐに寝てしまって・・・更新失礼しました。
先日、浜松特別支援学校の入学式に行ってきました。
特別支援学校?と思うかもしれませんが、今年度から名前が変わりまして、これまでの「浜松養護学校」です。
法律の改正で名前まで変える事になったのですが・・・私は今までのままでも良かったのではないかと思っています。
問題は「中身」のほうですから。まあ、一方で、名前を変えることが、中身を変えるきっかけになると言う側面もありますが。
ちなみに・・・ホームページの方は、検索で引っかかるタイトルは「浜松養護学校」のままになっています。
べつにかまいませんけど。
で、浜松養護のほうはあまり議論がなかったのですが、新聞でもあったとおり、「聾学校」のほうは、「浜松聴覚特別支援学校」になったのですが、「聾文化が無くなる懸念がある」など、当事者の方々から多くの批判を頂きました。
私は県当局が説明に来たときに、「批判があるので、それなら浜松聾特別支援学校にしてはどうか。」と言ったのですが・・・どうやら既に当局で決めてきた事の変更を促すのは大変らしく・・・抵抗されました。
どうしてもこれで一度進めさせていただきたいとの事でしたので、説明責任をしっかり果たすことと言う条件を付けて賛成しました。
しかし今でも(4月10日時点)ホームページは「浜松聾学校」となっているところを見ると・・・説明責任を果たせているのかどうか、分かりませんね。この辺はしっかりとチェックしてゆきたいと思います。当然の事ながら、学校は県教委のものではなく、生徒や関係者たちが作ってゆくものですから。
さて、写真は見にくいかも知れませんが・・・「はまとく」(かつては「はまよう」といっていて、ちょっと優雅な響きだったのですが、どうも今回は「へい!らっしゃい!」と言う響きになりましたね(笑))の校歌です。
いい歌です。
ちょっと泣けます。
特別支援学校は、県が責任を持って行わなければならない分野です。
本来の特別支援教育の意義は、名前をどうのこうのする事ではなく、障がいをもった子どもが、卒業後も幸せな一生を暮らせるように、教育、労働、福祉などの方面から総合的な支援をシームレスに行うことです。
浜松はそういった点では、労働・雇用・働く喜びという側面では、他の都市にはできないような応援ができる、大きな可能性を持った町だと思っています。
しかし残念ながら、いまの状態は、とてもそうはいえません。
県議として、この「特別支援教育」の本来の意義を「政策」に変えて行こうと思っています。
また皆さんからの応援をお願いいたします。