今日は自民党県議の方々数名が「ムンド・デ・アレグリア」という、卸本町にあるペルー人・ブラジル人学校に視察にお見えになりました。
お見えになったのは、奥之山議員、小楠議員、中谷議員、佐原議員、安間議員の5名です。
私は落選していますので、たいしたことはできないのですが、これまで少しムンドの運営をお手伝いしてきたので、お礼とお願いに伺いました。現職の議員さんたちが現場にお見えになって、少しでも実態を捕らえていただければと思います。
なかなか短い文章では書ききれないほど、日本の外国人問題は深刻です。もちろん地域の治安悪化の一因になっていますし、一方で出稼ぎにつれてこられた子どもたちも、被害者の側面持っているともいえます。
私は外国人対策、とりわけ治安問題、つまり日本人の安全を守るための政策は、予防と取締りの両面を強化しなければならないと思っています。
予防は、ひたすら「教育」に尽きます。中途半端な言葉を強要するより、心が健全に育つようにしっかりとした「母国語」を持たせることが必要だと思います。そしてその言葉で精神を大人にしてゆく。それができないと、弱くて利己主義な人間になり、犯罪に走ることになります。まずはこの入り口を改革しなければならない。
次に、取り締まりを強化しなければなりません。外国人問題は言葉の壁もあり、捜査が難航します。とくに県西部地域は外国人が多く、言葉や習慣、行動特性やネットワークの把握に精通した、外国人犯罪の特別チームを県警内に設けるべきだと思います。
まずは日本人が安心して暮らせる地域を作ること、それが何より大事です。その上で、外国人も安心して暮らせる地域、外国から来た子どもも安心して学校に入れられる地域を作ることです。どちらが先か、と言う議論ではありません。両方やって、初めて安定した関係になります。
とりわけムンドはじめ外国人学校などの「各種学校」や、治安を担当する「警察行政」は、ともに県の所管です。県議会でもっと深く議論しなければなりません。
今日の視察は奥之山県議の発案だとのことでしたが、お見えいただいた議員さんたちには感謝です。ぜひ県議会で政策議論に生かしていただきたいと思いました。
もちろん私も・・・来年の選挙をがんばらねば!と思いました。