首相選挙

今日は福祉政策関連の国要望で国会に行ってきましたが、多くのマスコミ関係者が走り回ってましたね。

理由はもちろん民主党の代表選挙です。といっても、民主党だけの問題ではなく、ふつうは代表がそのまま総理になりますから、総理大臣を選ぶ選挙がおこなわれているということです。

政策協議も、おそらく代表選後には役員改選もあるし、内閣改造もあるかもしれないので、そうすると「いわゆる政治主導」ということで方針が変わるかもしれないので…ということで、預かりになってしまいました。

一方で、私たちの地元の浜松は、円高が直撃して、経済問題が喫緊の課題となっています。
私も連日、銀行関係者や商工政策関係者、各種団体の役員さんと会ってヒアリングや協議をしていますが、経済変動対策貸し付けの枠を拡大するなどの対策は要求してゆくことを決めましたが、「円高そのもの」に県でどれだけ対応ができるのかと言うと…これはほとんど無理です。

やはり、国が責任を持ってやってもらうしかありません。そんなときに・・・権力争いをしていてよいのでしょうか?私は大きな疑問を持っています。

世界はこの瞬間も動いています。一方で日本の政治は空白期間が2週間も続きます。そもそも政権政党がこの大事な時期に代表選を2週間もかけてやる必要があるのでしょうか?それすらも疑問です。

2週間後に日本経済が大変なことになってなければ良いのですが…。


この記事へのコメント
秋山です。

最近ブログのアップが多いですね。浜松の期待の政治家、大岡さんの意見と情報はいつも楽しみなので、もっともっと頻繁にお願いします。

確かに円高の問題は通貨の話なので・・

> 国が責任を持ってやってもらうしかありません・・

その通りだと思います。

結局経済音痴の官総理が、無難策しか考えない日銀と財務省のシナリオで動いたけれど、何の効果もありませんでした。量的緩和については20兆から30兆では焼け石に水なのは、数値感覚を持っている人なら誰でもわかる話です。もろもろの施策を合計して、通過発行量の5%から10%は最低必要だと思います。

> 政権政党がこの大事な時期に代表選を2週間もかけてやる必要があるのでしょうか・・

については異論ありです。

失われた20年の中で、2週間はゴミみたいな期間です。

そもそもその意見は「菅さんで無投票でおさめたかった」テレビ局の受け売りでしょ。

アメリカでは、イラク問題、国家財政ひっ迫、リーマンのきっかけになったサブプライムローンまっさかりの時期に、2年かけて、予備選と本選をやりました。本当のリーダーが誰かを選ぶことは、目先よりずっと大事だと思います。

イギリスでは選挙に負ければ必ず代表が交代します。敗戦に関係ない人達で、新しい顔を選びます。

政治のプロの大岡さんだから、もっと、重い一言、本気で考えたことを語って欲しいと思ったら、またまた辛口コメントになってしまいました。

ではでは。
Posted by 秋山 at 2010年09月02日 00:24
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