一昨日、東北地方で起きた大地震をみて、私も身震いしました。
これが東海地方で起きたら・・・今回の東北地方以上の被害が出ることが予想されます。
まず改めて驚いたのが、津波の威力です。
町を丸ごと飲み込んでしまうほどの破壊力をみて、地域の政治をあずかる立場としてどう対応していいのか考えました。
正直言って、浜松および静岡県では地震対策はやってきていますが、津波対策は不十分です。
だから、遠州浜に県営住宅や市営住宅が立っています。ごみ焼却場もありますし、区役所もあります。
また、映像では大量に陸に上がってしまっているテトラポットも、遠州灘にはたくさん置いてあります。
波や砂の対策として置いたテトラポットが、津波では人間に向かってくる凶器になると知りました。
私は今回の津波の被害を見て、地域の政策は抜本的に見直さなければならないと思いました。
とにかく情報を集めて、選挙をくぐり抜けた後になりますが、早急に政策の見直しを進めなければならないと痛感しました。
それから、原子力発電所です。福島第一が6基、第二が4基あるのですが、そのうち稼働していたのが7基で、うち6基にトラブルが出ました。浜岡原子力発電所を抱える静岡県として、中部電力とも良く協議をして、政策や対応の見直しをする必要があると思います。
静岡県としては、昨日のうちに消防部隊を180人、医療チームを6チーム、それと放射能測定をするスタッフを現地に送りました。ドクターカーやドクターヘリも向かわせました。浜松市からも、消防ヘリを送っていただきました。
いまだに現場は混乱が続いているようですが、とにかく情報収集をしながら、今後の対応を検討したいと思います。県民の皆様にも、防災意識を高めていただけるように呼びかけながら、出来る範囲での支援をお願いしたいと思います。
浜松市も津波は他人事じゃないですね。
今回のようなレベルの津波だったらイオン志都呂とか舞阪、弁天島、雄踏あたりは確実に水没でしょうね。
竜洋には風力発電の風車が海岸沿いにありますからこれも心配です。
また浜松市は製造業の街なので雇用問題などが三次災害になりそうです。
浜松市民は津波が来たらどこに逃げればいいのかを今回の件を教訓に行政が積極的に広報していく必要があるでしょう。
神戸の大震災の時には二次災害としての火災が多くの方々の命を奪いました。
また今回は地震の後の津波の恐ろしさを目の当たりにし、言葉を失ってしまいます。
次には日本の地盤沈下という三次災害が起きると思います。これについては少し落ち着いたら私のブログでも取り上げたいと思います。
被災されたかたへのお見舞いと、一日も早い復興をお祈りしています。
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