豆まき

豆まき

昨日は五社神社での豆まきでした。私も事務所が近いので、ご案内をいただいたので参加させていただきました。

面白かった(?)のは、この写真。位置関係も絶妙です。康友さんと北脇さんの間に入ってしまった塩谷さんですが・・・二人から応援依頼のラブコールを受けて、どうしようか困っていらっしゃるとのことで。でも・・・目線は康友さんのほうを向いているようです。

確かに国政選挙では、塩谷さんはお二人と戦われているんですね。
微妙なお気持ちは良くわかります。

政治家として、過去よりも未来を見て、浜松のためにはどちらがいいか、いままで通りだらだらと下降する道を選ぶか、新しい市長とともに改革・回復軌道に乗せるか、ご決断を静かにお待ちしたいと思います。

そう考えると、昔の政治家も苦しい決断をしてきたんですよね。明治維新は、日本を植民地化から救うための決断でした。それを動かしたのは「薩長同盟」でした。

しかし、その直前まで薩摩と長州は敵同士。殺し合いをしていたわけです。それぞれの領民は、親や子どもなど、家族を相手に殺されているわけです。憎いに決まっている。

それが、同盟をした。日本中がひっくり返りそうな大事件です。

薩摩と長州を代表した政治家は皆さんご存知の通りですし、その接着剤になったのは坂本竜馬です。「その時点での」領民の気持ちを考えると、「なぜ敵と同盟するのか。なぜ家族を殺したやつらと一緒に戦うのか」、彼らは暗殺されてもおかしくない状態でした。

しかし、彼らは未来を見た決断をした。その背景にあったのは、彼らの危機意識でした。このままでは日本も中国と同じになってしまう。その危機意識、防衛本能を発揮できるかどうかが、当時の政治家に必要であった最大の資質でした。

今回も、まさに「浜松の危機」です。「ゆで蛙」と同じで、飛び上がるにはエネルギーが要る。「その時点」のことだけを考えれば、だんだん熱くなってきたとしても、そのまま湯に漬かっている方が楽なんですね。

でも、そのうち茹でられて死んでしまう。いまは飛び上がれるかどうかの大事なタイミングです。

あと2ヶ月ですが、私も自分の選挙と、康友さんの選挙、ともにがんばって活動した行きたいと思います。

P.S.多くの方から応援の書き込みをいただきました。ありがとうございました。
ページが分かれているので、この場でお礼を申し上げます。
ご意見はすべてしっかり目を通しておりますので、今後の活動に反映させていただきます。
これからもよろしくお願いします。


この記事へのコメント
★今浜松に必要なのは薩長同盟

もちろん自民・民主同盟であったり、議会・経済界同盟であったり、市民・職員同盟も、ヤマハ・スズキ同盟も必要です。

今に問題がなければ、何も必要がありません。変化も不要です。

黒船が日本に来たとき、日本の中のほとんどの人はその脅威に気がついていませんでした。

勝海舟や吉田松陰などのわずかの人が動きだし、坂本龍馬、高杉晋作、西郷隆盛などの若い世代が呼応していったのが、日本を植民地化から救ったんですよね。皆命を賭けていました。

今、変えなくちゃ。です。
Posted by 秋山雅弘 at 2007年02月05日 07:37
こんにちは。

とにかく、足の引っ張り合いだけはやめて欲しいです。
特に自民党と野党の足の引っ張り合いはみにくいだけです。

良いとことは協力し、悪いところは監視し合う、というのが
本来の形ですよね。

龍馬は幕府側のいいところは認めていました。
(勝海舟の弟子なのですから当然ですが。)
そういったバランス感覚をもった政治家に活躍して
いただけたらと思っています。
Posted by (アントベティ倶楽部)平出 at 2007年02月06日 11:00
みなさんコメントありがとうございます。

おっしゃるとおりですね。ただの足の引っ張り合いではなく、堂々と正面から論争をして、道を切り開いてゆかなければならないと思っています。

今日の記事にも書きましたが、政治家の行動そのものが「日本人らしく」なくなっているのかもしれません。

私もそういったことを肝に銘じて、皆さんの付託にこたえられる、皆さんの思いをしっかりと受け止められる政治家になりたいと思っています。
Posted by 大岡敏孝 at 2007年02月06日 23:52
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    コメント(3)