県内視察

県内視察

今日は新人議員の県内主要事業の視察です。
2日間に分けて行うのですが、初日の今日は東部方面でした。

写真は、拡張中の清水港でのヒアリングの様子です。

清水港は古くから港として栄えてきたのですが・・・表面化しているものとそうでないものを含めて、いろんな課題があると思っています。

まずは港湾事業の効率化と市場化の問題。新しい発想を常に出し続けられるような内部活性化、競争原理の導入などが必要だといわれています。ひいてはそのことが清水港のポートセールスにつながってゆくものだと思います。

ほかには、港湾を釣り人をはじめ多くの市民にどう開放して行くか。これはみなとそのものを身近に感じていただくためにも、周辺開発を促進するためにも必要な視点です。港も、駅も、空港も、利用者だけを相手にする時代は終わり、如何に周辺需要を掘り起こしてゆくかが大切ですね。

それから、これは前述の命題との両立が難しいのですが、国内、特に県内でおき続けている麻薬事件や暴力団の武器輸送ルートのひとつに清水港が使われているそうです。麻薬や覚せい剤、拳銃などが密輸され、それは市民生活への脅威になっています。

これはもちろん県当局だけでなく、警察、税関、海上保安庁を巻き込んで、そのような抜け道がないように整備してゆかなければなりません。

これらの課題は少し時間がかかるものばかりですが、「政策で勝負できる議員」を目指して、調査研究に取り組んでゆきたいと思っています。

やりたいことと、やらなければならないことばかりで・・・皆様にもいろいろご期待とご心配をいただいていますが・・・ひとつずつ確実に前に進めてゆきたいと思っています。

そういう意味でも、仕事の段取りをしっかりと立てられるようにしなければならないと思いました。


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