なかなか忙しくてブログが更新できずすみませんでした。
本会議が続いているのと、ここのところ毎週末が完全につぶれるほどの予定が入っていたので、疲れて毎日早く寝ていました。失礼しました。
今日は明日からの委員会質問のための準備をしていました。
写真は・・・どの議員が部屋にいるのかを表示するボードです。県議会の入り口の左側にあります。
今日は・・・少なかったですね。私が見たときには4名でした。議員さんたちはおそらく自宅で準備をされているのでしょう。
ちなみに私は無所属でしかも1期生ですので、一番下の行の真ん中(といっても行の中では一番右端)。
F1で言えば、最後尾スタートってところです(笑)。最後尾からバンバン追い上げたいと思います。
ちなみにランプについて言えば、隠れている人もいます(?)。
実は・・・私も時々隠れています
。
県庁にいても各課を回っているときは消しているのですが、それ以外でも、ちょっとゆっくり書類を読みたいときや講演の原稿を用意しているときなどは・・・ランプをつけずに仕事しています。
そのほうが集中できるので・・・本当はやはりランプをつけて、お見えになった方(県職員や、外部からの陳情など)に対応するべきなんですけどね。
とにかく今日もいろいろ調整をして、委員会質問の内容を固めました。
私は建設委員会所属なのですが、
質問の概略を申し上げると・・・
1.企業誘致について・・・都市計画の線引き、都市計画道路、農地の転用問題などについて、戦略性のある政策展開をすべきだということを提言します。浜松の企業誘致政策を県からもしっかりと後押しします。
2.CO2削減について・・・静岡は多くの生産拠点をもちながら、同時に山林もたくさん抱えています。そこで、県が主導的に企業と山林のマッチング(引き合わせ)を行い、地元企業が地元の山林を守ることで自主的にCO2を回収するスキームを提案します。「一社一山しずおかCO2削減運動」としての政策展開を提言します。
3.道路公社について・・・県の道路公社は有料道路の設置運営を主にやっているのですが、実は浜松駅南口の地下駐車場もやっています。しかもこれは平成25年までに浜松市が負債ごと引き取る話になっているのですが・・・会計を見ると民間企業の基準と違い、減価償却がなかったり、浜松市が負担した資金が「特別利益」のように扱われていたり・・・そうした部分を透明性あるものにし、同時に市への移管について見通しを質問します。
4.橋の安全性チェックと今後の改修・架け替え予算の確保について・・・アメリカでの橋梁崩落は皆さんも驚かれたと思いますが、日本でも起こりうる問題です。全県の橋を市町村ごとにばらばらにやるのではなく、共通指標で確認する仕組みを作ることを提案します。また、橋梁の多くは経年劣化を迎える時期に入っており、今後の整備計画と合わせて予算確保の見通しや、場合によっては選択と集中による橋の廃止にも言及したいと思います。
5.佐鳴湖の浄化について・・・佐鳴湖、浜名湖は政令市移行後も県がやるべき大事な課題ですが、その浄化方法について諏訪湖や猪苗代湖といったトップランナーの徹底研究を提言します。その成果を市民との勉強会などで検証したり、見習って佐鳴湖に導入することを提案します。
6.入札監視委員会について・・・静岡空港の入札では、それまで95~6%だった落札率が、今年に入って51%とか45%という異常に低い落札率になりました。それの委員会での検証結果を質問し、同時にコストダウンとダンピングのバランス、価格と品質のバランス、建設業者の経営健全化と適正な競争の確保という、それぞれ二律背反とも言える課題の今後の方向性を質問します。
委員会の質問は、国会の予算委員会ほどの迫力はありませんが、形式主義的な本会議と違って非常にやりがいがあります。ガチンコバトルとまではいきませんが、当局もホンネを言えるし、ここでの議論が政策の方向性を変化させるきっかけを十分作ることができるので、明日からも真剣にがんばります。
本当は本会議よりも、委員会をテレビ中継してもらえると、もっと県議会を身近に感じていただけると思うのですが・・・。