今日は地元映画・書道ガールズの公開日と言うことで、早速ザザシティに行ってきました。
最初にキャストの皆さんが挨拶され、撮影の裏話などを話されました。知事からも花束が送られたとのことで、披露がありました。
お客さんは・・・初日にしては、すこしさみしい感じでした。
私も聞きかじりなのですが、映画の成績は最初の何日かで決まるらしく、ここで入らないと公開が延長されず、そうすると興行収入も入らなくなるとのこと…。地元の映画ですから、私たちがしっかりと応援しなければなりません。
映画は、もちろん地域がシネコミということで応援した映画ならではの、「見慣れた風景、知り合いの「あの人」がチョイ役で出ている、浜松の風土や企業をさりげなく紹介してくれている・・・」と言う面白みだけでなく、内容も感動あり笑いありで、あっという間の2時間でした。
映画の軸は書道でしたが、伝統文化の良さや課題、教師はどうあるべきか、教育の方向性はこれでいいのか、仲間ってどうやってできるのかなど・・・いろいろ訴えるもの、伝えようとしていることがあって、中身も素晴らしい映画でした。
この映画の製作には、地元の多くの方々が関わり、汗を出したり資金を出したり、いろんなご苦労の末に仕上がったものです。
あらためて、映画を支えて下さったすべての皆さまに感謝します。
そして・・・今日はこの映画に少し登場する杉浦孝太郎君が来ていました。
彼は交通事故で身体がマヒしてしまい、一時は絶望の淵に立つのですが、一念発起して自分の思いを「詩」にして、一人でも多くの方にメッセージを伝えようと頑張っています。
一時は、というか、しばらく、自分には何の価値もなく、生きる意味もないので、はやく死にたい、誰か殺してほしいということばかり考えていたそうです。
しかし、詩に出会って、人にメッセージを伝えることで、自分の存在価値を認めることができるようになったと。
私もこうした話を聞いて、本人の努力、そしてご両親の努力には本当に感動しました。私たちもこの強さを見習わなければなりません。同時に、私は職業柄、しっかりと多くの人にメッセージを伝えてゆかなければなりません。
今日は本当に多くの気付きがあった一日でした。
で・・・ぜひ皆さん、映画を見に行ってくださいね!ザザシティでも浜北のサンストリートでもやっていますので!